やんばる駅伝 名護南 地力を発揮


この記事を書いた人 琉球新報社
優勝した名護市南の知念耕=26日、伊江村のミースィ公園

【伊江】第28回やんばる駅伝競走伊江島大会(主催・同実行委員会、伊江村、琉球新報社)は26日午後、伊江村のミースィ公園を発着点に、島を2周する9区間43・2キロで競われ、名護市南が2時間34分44秒で3年連続10度目の優勝を果たした。名護市南は3人が区間賞を獲得した。大会には北部12市町村と鹿児島県与論町、知名町、和泊町から17チームが出場した。

 レースは1区が地元・伊江村、2区が名護市南、3区が本部町、4区は国頭村が中継所をトップ通過するなど、前半は混戦だった。

 優勝した名護市南は5区で区間賞を獲得した佐々木麻衣が、国頭村を逆転してトップに立つと、9区まで2位との差を開きながらつなぎ、栄冠をつかんだ。2位の国頭村とは3分4秒の大差をつけた勝利だった。

 2位は国頭村で2時間37分48秒、3位は伊是名村で2時間42分1秒だった。4位は本部町で2時間42分26秒、5位は名護市北で2時間43分42秒だった。前回大会から最もタイムを縮めたのは国頭村で、10分22秒短縮した。