那覇青果物卸商事業協同組合(那覇市、名嘉重則理事長)はニュージーランド産のグリーンキウイとサンゴールドキウイを直接輸入し、24日から沖縄県内で販売している。
今季はグリーンが126・5トン、サンゴールドが97・5トンの計224トンを直輸入する計画だ。26日に那覇青果で会見した長松九一郎事業第1部長は「適度な雨と気候に恵まれ、甘みが強く、おいしいキウイに仕上がった」とアピールした。
グリーンキウイはさわやかな酸味と甘みのバランスが良く、サンゴールドは果肉が黄色で甘みとこくがあるという。
那覇青果は全国でキウイが品薄になる時期の県内販売量を確保するため、2010年から本格的な直輸入を開始。販売数量は03年から17年で約2倍のに増加し、県内で消費が広がっている。