日本一早い新米“パクッ” ひとめぼれ 八重山で販売開始


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【八重山】沖縄県のJAファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」で1日、日本一早い八重山産ひとめぼれの新米販売が始まり、石垣島と竹富町西表島で収穫された新米が店頭に並んだ。

新米のおにぎりをおいしそうに頰張る緑ヶ丘保育園の子どもたち=1日、石垣市のJAファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」

 本島では6月中旬ごろの販売を予定している。2月上旬から田植えが始まった1期米の収穫は5月20日に開始し、同31日までに約116トンを収穫した。収穫作業は6月末までを予定しており、今期は850トン(石垣島700トン、西表島150トン)を見込む。

 ゆらてぃく市場では3日まで新米販売開始キャンペーンを実施し、通常よりも50~100円安い3キロ1200円、5キロ1980円で販売する。

 期間中の購入者を対象に米1年分が当たる抽選会も行う。

 新米を購入した下地ミエ子さん(70)は「普段はあまり八重山産の米は買わないけれども、新米はもちもちしておいしいので毎年買いに来ている」と笑顔を見せた。