【本部】本部町渡久地の長嶺肇さん宅(67)の庭で、ゴーヤーが2株から約20本、たわわに実った。自宅の庭先の花壇内で形状や色、艶も良く、病害虫の被害もない。一番長いゴーヤーが53センチと立派に成長している。長嶺さんが同級生から苗木を譲り受け、妻のかつ子さん(60)と丹精を込めて、今年の1月から大きく育てた。
夏バテ防止にはなくてはならないゴーヤーは今が旬の野菜だ。
新聞配達をしている長嶺さん夫婦は、午前2時に起床する。現在の配達先は渡久地販売店で280軒、本部大浜販売店で120軒と合計400軒で、新聞配達をしながらゴーヤーとミカンづくりに頑張っている。
今年は雨が少ないため、毎日散水しているほか、肥料はヤギの堆肥などを入れた。
肇さんは「ゴーヤーは肉厚で柔らかくて苦味が少ないのが特徴で、チャンプルーにするのが最高だ」と、実ったゴーヤーに笑顔を見せた。
(上間宏通信員)