キングス、並里成と契約合意 bj時代2度の優勝に貢献


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 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは25日、2011~15年にbj時代のキングスで活躍し、昨季は滋賀レイクスターズでプレーしていたポイントガード(PG)の並里成(なみざと・なりと)と2018―19シーズンの選手契約を合意したと発表した。

 並里は沖縄県出身の28歳。172センチ、72キロ。福岡第一高校時代はウィンターカップ優勝を経験し、06年にはU―18日本代表メンバーに選出された。スラムダンク奨学金の第1期生として米国のサウスケント大学に留学した。

 リンク栃木ブレックスを経て、11年にキングスに入団。2度の優勝に貢献した後、大阪エヴェッサ、滋賀で活躍してきた。

 並里はドリブルやボディーコントロールに定評がある。特筆されるのはアシスト力で、17―18シーズンのアシスト数は438でリーグ2位だった。

 並里は球団を通して「積み重ねた経験、さらにパワーアップした並里を皆様にお見せできたらと思っています」と、コメントした。

 キングスは岸本隆一、橋本竜馬、並里成と3人のPGによる化学変化で、さらなるレベルアップを目指す。
【琉球新報電子版】