初挑戦で125キロカジキ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
6月25日、サムズカップ初挑戦でチーム賞とヘビィウエイト賞の二つの栄冠に輝いたOPA・FCチーム

 サムズカップが24、25日に開催された。本大会初挑戦のOPA・FCチームは、ベテラン崎浜秀智さんがリーダー、城間敏さんが副リーダーを務め、カジキ初挑戦の前田いんめいさん、大城健さん、兼城俊一さんの5人で臨んだ。

 那覇の名船「蓮太丸」をチャーターし、慶良間堆のポイントを丁寧に攻めた。ファイトするアングラーを1時間ごとに変えるのがメンバーのルール。最初のヒットは午前10時35分。アングラーは前田さん。突然すごい勢いでラインが引き出された。30分後、船に引き上げられたのは49・5キロのクロカワカジキ。

 次のヒットは午後3時20分。アングラーは大城さん。体調不良に耐えて1時間ほどで船べりまで寄せたが、カジキが再び抵抗。大城さんの体調を気遣って城間さんに替わった。交代してから実に3時間という死闘となった。

 これが本大会最大の125キロのクロカワカジキで、チーム賞とヘビィウエイト賞の二つの栄冠をもたらした。主な結果は次の通り。

 【カジキ賞】
 ▽優勝 OPA・FC クロカワカジキ 125キロ
 ▽2位 Qeen Angel クロカワカジキ 78キロ
 ▽3位 Teem Blue Pearl クロカワカジキ 76キロ

 【総重量】
 ▽1位 OPA・FC 174・5キロ
 ▽2位 ABBTT ADVENTURES 144・5キロ

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

6月21日、泡瀬海岸で65センチ・3.4キロのタマンを魚の切り身を餌に釣り上げた大城哲也さん
6月21日、宜野湾海岸で118センチ・19.85キロのロウニンアジを釣った安里和也さん(AK TAMAN DREAN)

6月17日、石川浄水場裏で119センチ・21キロのロウニンアジをグルクン切り身を餌で釣った新垣拓未さん
6月19日、クイシで98.5センチ・12キロのアーラミーバイを釣った濱元盛志さん

6月24日、西崎海岸で31.5センチのムネアカクチビをシガヤーダコを餌に釣った渡口連珠さん
6月25日、南原漁港で39.5センチ・1.05キロほか尾長グレやトカジャーを釣った具志堅翔さん

6月22日、恩納海岸で66.5センチ・4.24キロのタマンを釣った松本玲央成さん
6月20日、野甫島でシガヤーダコを餌に65センチ・3.2キロのムネアカクチビを釣った外間良治さん

6月23日、伊良部島で30センチのクチナジを釣った石嶺海樹さん
6月25日、大分県で20センチのニジマスを釣った島袋玲子さん