社会

悲劇繰り返さない 市民、宮森小慰霊祭で継承誓う

墜落事故の犠牲者に焼香する遺族や参列者=30日、うるま市石川の宮森小学校

 【うるま】1959年に米軍戦闘機が旧石川市の宮森小学校に墜落した事故の犠牲者18人を追悼する慰霊祭(主催・遺族会、石川・宮森630会)が30日午前、事故当時の時刻に合わせ、沖縄県うるま市の同小学校で開かれた。約120人が参加し、事故を風化させず、語り継ぐことを決意した。

 慰霊祭には小さな子どもを連れて参列する人の姿も多く見られた。事故が発生した午前10時40分すぎ、参列者は黙とうををささげ、犠牲者の冥福を祈った。

 遺族会の上間義盛代表は「基地がある故に起きた事故。辺野古に新基地建設が進む中、もう二度と悲惨な事故が起きないことを祈るばかりだ」とあいさつした。

 毎年慰霊祭に参加している松田カツ子さん(74)=うるま市=は「安全であるべき小学校に行かせていたのに突然、わが子の命を奪われた家族の気持ちを考えると、とてもつらい」と目を潤ませた。