32チーム、覇を争う 沖縄県中学校野球選手権開幕


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
入場行進をする前回大会優勝の石垣の選手ら=22日午後、宜野座村のかりゆしホテルズボールパーク宜野座

 【宜野座】第70回沖縄県中学校野球選手権大会(主催・県中学校体育連盟、県教育委員会、琉球新報社)は22日、宜野座村のかりゆしホテルズボールパーク宜野座で開会式を行い、開幕した。大会には県内6地区を勝ち抜いた32チームが出場。23日から試合を行い、27日に同球場で決勝を予定している。大会70回を記念して、開会式では県立与勝緑が丘中学校の音楽部のメンバー22人が生演奏を披露。迫力ある演奏の中、選手は堂々と行進した。

 開会式では選手を代表して西原中の貞包空海主将が「支えてくれた家族やたくさんの人への感謝を込め、自分や仲間を信じ全力でプレーすることを誓います」と選手宣誓した。

 県中学校体育連盟の宮城靖会長(代読・玉城学久辺中学校教頭)はあいさつで「試合には勝ち負けはつきものだ。試合の最後まで全力で自分の力を出し切ってほしい」と選手たちを激励した。

 初戦は23日、ボールパーク宜野座と金武町ベースボールスタジアム、ONNA赤間ボール・パーク、かいぎんスタジアム国頭で1回戦16試合を行う。

 優勝と準優勝チームには8月に長崎県で開かれる九州大会のへ出場権が与えられる。