求人サイト「ジョブカロリ」のCM、学生インフルエンサーが作成


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びねつの高嶺克也社長(後列左)とアンバサダーに任命された学生ら=20日、那覇市の県庁

 成果報酬型の求人サイト「ジョブカロリ」を運営するびねつ(那覇市、高嶺克也社長)は20日、沖縄県内9大学の学生14人をアンバサダー(大使)に任命した。学生の影響力やアイデアを取り入れ、ジョブカロリの認知度や信頼度を上げる狙いがある。

 学生14人は、学生団体の代表やイベント企画などを行っており、影響力のある学生として選定された。

 学生自身がジョブカロリのCM動画を作成し、10月から会員制交流サイト(SNS)で拡散する予定だ。

 高嶺社長は「10代から30代の若い層をサイトの会員に取り込みたい。口コミの効果を期待する」と話した。

 沖縄大4年の照屋一輝さんは「学生に影響力のある動画を作るには、誰が出演するのかが大事だと思う。自分たちが出演する他、多くの学生を巻き込んでいきたい」と意気込みを語った。

 ジョブカロリは、求人広告の掲載費用が無料で、広告を掲載した企業が、1人の採用につき2万円をジョブカロリに支払う、成果報酬型の求人サイト。採用された求職者にはジョブカロリから祝い金が支払われる。現在、会員数は4800人で、2700件の求人を掲載している。