北部パーク準備社設立　オリオンなど出資　代表に刀の加藤氏

　オリオンビールとリウボウ、ゆがふホールディングス、刀に加え近鉄グループホールディングスは２２日、本島北部で準備を進めているテーマパーク事業の展開に向けて準備会社「ジャパンエンターテイメント」を設立したと発表した。那覇市に事務所を置き、刀のメンバーである加藤健史氏が代表に就任する。

　準備会社はオリオンやリウボウなどの共同出資で設立されており、資本金は約２億円。役員はオリオンとリウボウ、刀から受け入れる。テーマパーク事業を進めるための調査やコンセプト策定のほか、開業場所の選定や事業費の算出などを行う。テーマパークの具体的な内容についてはこれから決定するが、本島北部の自然を活用した施設を想定しているという。

　テーマパークは２０２０年代前半の開業を目指している。