台風21号 3日に大東島地方へ接近


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台風21号の経路図(2日午前9時現在、気象庁HPより)

 非常に強い台風21号は2日、日本の南の太平洋上を進んだ。気象庁によると2日午前9時現在、1時間におよそ20キロの速さで北西へ進んでいる。中心の気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。中心から半径130キロ以内は風速25メートル以上の暴風域となっている。
 
 台風21号は3日には南大東島の東海上を北上し、4日には勢力を維持したまま西日本から東日本にかなり接近し、上陸する可能性がある。

 大東島地方の沿岸ではうねりを伴って波が高くなっており、3日までしけの状態が続く見込み。台風の接近で3日明け方から夕方にかけて発達した積乱雲による落雷や突風、急な強い雨が降る恐れがあり、気象庁は注意を呼び掛けている。

 本島地方や先島地方でも2日はうねりを伴って次第に波が高くなる見込み。
【琉球新報電子版】