学生企業、沖縄県知事選特設ページ 「議論、活発に」


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 慶応義塾大学生のベンチャー企業「PoliPoli(ポリポリ)」は14日、政治や暮らしについて議論するインターネットのアプリ「ポリポリ」に、沖縄県知事選挙の特設ページを開設する。伊藤和真社長(19)=商学部2年=は「議論が活発になって政治参加が増えればいい」と話している。

 伊藤社長によると、ポリポリは7月に設立。20~40代を中心に数千人のユーザーがいる。国会議員を含む100人ほどの政治家が登録し、ユーザーの質問に答えるなどしている。

 アプリはアップルストアからダウンロードが可能で、特設ページは14日午前9時に公開される。毎日新聞などから記事の提供を受け、候補者の政策や実績、活動内容を紹介。ユーザーはアプリ上で議論するほか、候補者への疑問や質問を書き込むことができる。運営に協力する琉球大生らが、それらを候補者の陣営に届けるという。

 アンドロイドは未対応。伊藤社長は「政治的に中立なプラットホーム。沖縄県外の人にも知事選に関心を持ってもらえたら」と期待している。