仲村美菜子さんは男性顔負けの実績を上げている大物釣り師。昨年18キロの大物を釣り上げ、今年も14・31キロを含む4匹のロウニンアジを釣り上げている。
9月24日、仕掛けをPEライン5号と細目に変え、根ズレ防止のリーダーを長めにとった。北部のポイントに向かおうとしたが、台風24号の影響で風が強くなってきていたので、穏やかな読谷村海岸に変更した。
シガヤーを餌に仕掛けを投入。アタリはあるが針掛かりせず、気づけば夜明け前の午前4時。サマーベットに横になり目を離した瞬間、竿が曲がり、すごい勢いでラインが引き出されている。急いで飛びつき渾身(こんしん)の力で竿を支える。強弱のある左右に暴れる引きは本命のロウニンアジと確信。竿を持つ手が限界近くなってようやくファーストランが止まった。
慎重にやり取りしながら寄せ、魚影をライトで照らすと銀色に輝くきれいなロウニンアジ。何度もイメージトレーニングをしていたのでいつもより上手にランディング。これが自己記録となる24キロだった。
9月23日、西崎一文字を会場に2018クラブキザクラ琉球懇親釣り大会が開催された。28センチ以上の3匹の総重量の横取り方式で競った。
▽優勝 濱川翔伍 3匹 1・82キロ
▽2位 田島快飛 1匹 0・63キロ
▽3位 安田一平 1匹 0・32キロ
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)