政治
座波幸代のワシントン報告

嘉手納でヘリ2機衝突 今月9日 滑走路上、けが人なし

 【ワシントン=座波幸代本紙特派員】米軍嘉手納基地で今月9日、米海軍所属のHH60ヘリ2機が滑走路を走行中に衝突事故を起こしていたことが17日までに分かった。米海軍安全センターは被害総額が200万ドル以上の重大な「クラスA」に分類した。けが人はなかった。同センターの資料によると、2機は駐機地点に入ろうとしていたとみられる。事故の詳細は明らかにしていない。

 嘉手納基地では、9月18日に海軍所属の同型機1機が兵員をつり下げる訓練をしている様子が確認されている。訓練の場所は旧海軍駐機場と大型機駐機場の間の誘導路で、遮音壁から200メートルほどの距離だった。

 米軍事専門サイト「ミリタリー・ドット・コム」によると、事故機は米カリフォルニア州サンディエゴにあるノースアイランド海軍航空基地の海軍予備軍85飛行隊の所属。海軍の広報官は「損害の程度や乗員が駐機地点で何をしようとしていたのか、事故原因などは調査中」としている。


衝突事故を起こしたとみられる米海軍所属のHH60ヘリ。回転翼のローター先端がビニールのようなもので覆われている=19日、米軍嘉手納基地(読者提供)

衝突事故を起こしたとみられる米海軍所属のHH60ヘリ。回転翼のローター先端がビニールのようなもので覆われている=19日、米軍嘉手納基地(読者提供)