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「香害」知っている? 柔軟剤などで体調不良に 沖縄市で勉強会

香害被害について語る遠藤京子さん(右から2人目)ら=11月24日、沖縄市高原

 【沖縄】香水や柔軟剤などのにおいや化学物質が原因で、体調不良を引き起こす「香害」について考える勉強会が11月24日、沖縄市高原で開かれた。市内に住み、香害に悩んでいる遠藤京子さんらが参加した。ビデオを視聴したり、遠藤さんの経験を聞いたりして、香害への理解を深めた。

 香害とは、柔軟剤や洗剤などの強い香りによってめまいや吐き気、思考力の低下などの症状を引き起こすこと。香りに含まれる化学物質が原因とされ体内の許容量を超えると化学物質過敏症を発症する。重症になると仕事や学校へ行けなくなる場合もある。一方で、発症しても気付きにくく、周囲から理解されにくいという問題もあるという。

 遠藤さんは、自宅近くのコインランドリーからの柔軟剤の香りに悩まされている。4月のオープン後、7月ごろから咳や倦怠(けんたい)感などの症状が出始めた。市環境課やコインランドリーを運営する会社などに訴え、排気の改修工事などを求めている。遠藤さんは「香害に苦しんでいる人が特殊ではなく、化学物質自体が有害で、誰でも発症の可能性があると知ってほしい」と話した。

 勉強会では、香害を防ぐために「製品の適量を守ること」「香り付けではなく、においの元をなくす」などの対策が話し合われた。遠藤さんらは香害の認知を広めるため、今後も勉強会を重ねていく意向だ。

 問い合わせは、桑江直哉さん(電話)090(6868)6232。