クラブでエイサー、三線、和太鼓 JTBがナイトコンテンツを那覇市松山のクラブ「epica」でスタート


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DJプレイをバックに演舞する獅子舞=28日夜、那覇市松山のナイトクラブ「epica」

 JTB沖縄(杉本健次社長)は2月4日から、観光客が沖縄や日本の文化、芸能を体感できるナイトコンテンツ「RYUKYU AMAZING NIGHT(RAN)」を那覇市松山のナイトクラブ「epica」で始める。28日、報道関係者向けの内覧会があった。薄暗いクラブ空間で出演者を際立たせる効果的な照明、音響などクラブの設備を有効活用し、スピーディーでダイナミックな演舞を目前で堪能できた。

 RANは言葉を使わない「ノンバーバル」で、国籍や世代を超えて楽しめる。1時間の演目で、エイサーや三線、和太鼓といった沖縄と日本の文化、サブカルチャーが融合。新感覚のエンターテインメントとして提案する。

 開催は2、3月の毎週月、金曜日の午後8~9時。通常料金3千円だが、試行期間は1500円。5月から定番化する。

 クラブを活用したイベントはJTB沖縄としては初の取り組み。同社の佐々川英樹事業開発課長は「ショーを見に来て、一緒に育ててほしい」と呼び掛けた。