政治
衆院沖縄3区補欠選挙4・21

〈解説〉衆院3区補選 島尻氏出馬表明 現役時代の実績前面

 衆院沖縄3区補選に向け、島尻安伊子氏が出馬を表明したことで、補選は玉城デニー知事の後継者として出馬を表明したフリージャーナリストで新人の屋良朝博氏との事実上の一騎打ちとなる構図が確定した。島尻氏は会見で、沖縄北方担当相や大臣補佐官時代の実績を前面に打ち出し、経済振興を最大の争点にしたい考えを示した。

 一方、屋良氏が最大の争点に掲げる辺野古新基地建設の是非については言及を避けた。ただ自民党県連は昨年9月の知事選について「辺野古移設問題を封印して選挙戦に臨んだのは失敗だった。真正面から普天間の危険性除去のために代替施設建設は必要との論陣を張って立ち向かうべきだった」などと総括しており、選挙戦は新基地建設の是非を明確にして臨む見通しだ。

 自民は、普天間飛行場の県内移設に反対する公明党県本部に推薦願いを出しており、今後まとめる政策について、どこまで擦り合わせられるかが焦点となる。

 3区は名護市辺野古を含む選挙区だけに、新基地建設の是非を争点にすることは避けられない。辺野古埋め立ての賛否を問うた2月24日の県民投票は、投票総数の7割超が反対の意思を示した。選挙戦では、新基地の是非だけではなく、普天間飛行場の返還手法や抑止力などについても活発な政策論争が期待される。

 (吉田健一)



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