2年連続、リコーダー全国一 読谷のアンサンブル・ベニー 第40回全日本コンテスト


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第40回全日本リコーダーコンテストで最高賞の花村賞に輝いた「アンサンブル・ベニー」のメンバー=3月30日、東京都の江戸川区総合文化センター(池田舞さん提供)

 第40回全日本リコーダーコンテスト(全日本リコーダー教育研究会主催)が3月30日、東京都の江戸川区総合文化センターで開かれ、県から出場した「Ensemble Beney(アンサンブル・ベニー、伊波雄一代表)」が一般の部で最高賞に当たる花村賞に輝いた。一般の部で県勢が最高賞となるのは2年連続。

 アンサンブル・ベニーはメンバー約23人、コンテストには16人で出場した。メンバーは県内各地で暮らす教員や公務員だが、読谷村を拠点に練習しているため、読谷名産の紅芋にちなんで「ベニー」をチーム名に入れている。活動7年でこれまでも同コンテストに出場しているが、初めて最高賞に輝いた。

 伊波代表は「念願の最高賞で、気持ちが抑えられない。メンバーや応援してくれたいろんな人たちに感謝したい」と喜んだ。同時に吹奏楽に比べて“マイナー”な楽器だとして「この機会にいろんな人にリコーダーの素晴らしさを知ってほしい」と語った。

 昨年は別のチームで最高賞に輝き、今年は「ベニー」の一員として2年連続最高賞チームのメンバーとなった池田舞さん(25)は「ずっと続けているので本当にうれしい。これからもリコーダーを続けたい」と充実した様子で語った。