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宮古島観光客100万人を突破 クルーズ客が押し上げ

入域観光客数が100万人を突破したと発表する下地敏彦宮古島市長(中央)=17日、宮古島市役所平良庁舎

 【宮古島】沖縄県宮古島市の下地敏彦市長は17日、市役所平良庁舎で会見を開き、2018年度の宮古島市への入域観光客数の推計値が114万3031人となり、年度単位で初めて100万人を突破したと発表した。前年比で約15・6%増(15万4688人)。下地市長は「100万人突破という大きな節目をこうして発表できるのはうれしいことだ」と述べた。

 市担当者は増加の主な要因として、クルーズ船の寄港回数増で海外観光客が急増したことに加え、空路でも名古屋直行便の通年運航が始まったことなどを挙げた。

 観光客数の内訳は、空路が68万8874人で前年比6万4499人増、海路が45万4157人で前年比9万189人増。クルーズ船の寄港回数は前年度の147回から153回に増加。さらに船の大型化で一隻当たりの観光客数が増えた。

 市は第2次観光振興基本計画に基づき、今後の入域観光客数を2028年度に200万人、観光消費額を949億円に設定している。

 一方で、観光客が急増したことによる市側の受け入れ態勢について下地市長は「予想以上の増加で対応が不十分であることは認識している」とし、「地元の市民生活と観光振興のマッチングが最大の課題だ。本年度中に観光地整備総合計画を至急策定し、100万人規模に合わせた施策をしていきたい」と述べた。

 市は近日中に入域観光客数100万人突破を記念したセレモニーを開催する。