史上最長の10連休となるゴールデンウイークが27日、始まった。那覇空港は行楽地へ向かう人や観光客でごった返し、県内各地で親子連れが休みを楽しむ姿が見られた。
沖縄市胡屋の沖縄こどもの国では、動物とのふれ合いコーナーや遊具に多くの子どもたちが集まり、笑顔と歓声が広がった。
那覇市の首里城公園では2月に開園したばかりの御内原(おうちばら)エリアを巡る「サンセットガイドツアー」が初めて開催された。参加者らは首里城正殿で写真を撮ったり、ガイドの説明にうなずいたりして楽しんでいた。
ツアーに浦添市から参加した玉城力さん(53)と深雪さん(51)の夫婦は連休中、一緒の休みは27日だけだという。深雪さんは「休みなのでどこか行きたいと思ってきた。教養を身に付けながら、デートもできる。とてもいい企画」と笑顔で語った。
気象庁によると、大型連休中の沖縄地方の天気は、5月4日ごろまでは前線や湿った空気の影響で曇りの日が多く、雨の降る所もある見込み。