FC琉球、きょう新潟戦 相手セットプレーに警戒


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 サッカーJ2のFC琉球(9位)は25日午後7時半から、ホームの沖縄市・タピック県総ひやごんスタジアムでアルビレックス新潟(13位)を迎え撃つ。新潟と対戦するのは初めて。琉球が持つ28試合連続「ホーム無敗記録」の更新も懸かっており、気合いの入った試合となりそう。

 前節の岡山戦(19日)は序盤から何度も決定機をつくるものの後半にPKで先制されて0―1で惜敗。樋口靖洋監督は「徐々に(琉球の攻撃に)相手が慣れてしまった」と振り返る。試合が進むにつれて、守備裏へ抜け出す数はぐっと減ってしまった。

 対する新潟は現在2連敗中。通算成績は4勝5分け5敗で勝ち点は17。だが2004~17シーズンまでJ1で長く活躍していたチーム。「個々の選手やチームの力は高い」と樋口監督は認める。

 新潟は昨季J3得点王で今季既に4得点挙げているレオナルド(元鳥取)を擁し、190センチ近い選手もいる。琉球は失点パターンの多くを占める相手のセットプレーに警戒したい。

 22日、琉球は中城村のごさまる陸上競技場で本番さながらの緊張感を持って練習に取り組んでいた。樋口監督は「相手の時間帯を我慢して、良い時に点を取る。試合をコントロールしたい」と必勝を誓った。公式戦でプロ初の沖縄デビューを待つ上原は「出場の機会があれば、しっかり勝ち点3を取れる働きをしたい」と闘志を燃やした。

 (喜屋武研伍)