仮設市場の建物完成 第一牧志公設市場


社会
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植栽などを除く建物本体が完成した第一牧志公設市場の仮設市場=31日、那覇市松尾

 老朽化により建て替えられる第一牧志公設市場の仮設市場の建物部分が31日、那覇市松尾の旧にぎわい広場に完成した。同日、建築基準法に基づく審査を終えて建設業者から市に引き渡された。植栽や敷地の舗装など外側の工事は引き続き行われる。7月1日に開場する。6月1日から市場の事業者が機材設置などの内装工事を始める。現市場での営業は同月16日に終わり、17日以降に引っ越しが本格化する。16日午後7時からは現市場前で移転式典が催される。

 仮設市場は敷地面積約1970平方メートル、プレハブ構造で2階建て。84店舗が入居する。新市場は現在と同じ場所に2022年度に開場する予定。