参院議員の儀間光男氏が勇退へ 参院選には出馬せず


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儀間光男氏

 日本維新の会の儀間光男参院議員(75)=比例代表=が、任期満了に伴う7月の参院選に出馬せず、今期限りで勇退する意向を固めた。8日までに関係者への取材で分かった。維新は既に儀間氏に比例の公認を出しているが、儀間氏は取り下げを求める見通しだ。

 関係者によると儀間氏は年齢を踏まえ、後輩に議席を譲る必要があると判断した。7日に維新の片山虎之助共同代表に不出馬の意向を伝えたという。近く後援会の幹部と協議し、正式に決定する。琉球新報の取材に儀間氏は「出馬の是非は関係者や党と議論中で、決めたわけではない」と現時点での明言を避けた。

 儀間氏は1973年の浦添市議選で初当選。市議2期、県議4期を経て、2001年から浦添市長を3期務めた。13年の参院選比例代表に維新から立候補し、初当選した。(知念征尚)