薫り高いコーヒーと本格的なマッサージで上質の「癒やし」を―。那覇市久米のあぐろ焙煎珈琲店(赤嶺和哉店長)が、店内にハンドマッサージチェアを設置し、マッサージを受けられるサービスを始めた。施術を担当するいこい整骨院(南城市)の金城勇太代表と赤嶺店長は、ともに個人経営店支援のサービスを提供する会社「ヴヰンテージ」の設立メンバー。個人店の連携でリラクセーション効果を高める。
あぐろ店といこい整骨院はほぼ同時期にオープンした。あぐろでのサービス開始に合わせて設置したマッサージチェアは、マッサージの時間以外はスマートフォンを使っても体に負担がかかりにくい「スマホシート」として使える。
赤嶺店長は「新しいお客さんが来るきっかけにもなると思う。マッサージとおいしいコーヒーでリラックスしてほしい」と話した。
金城代表は「反響が大きければ、あぐろだけではなく良質な空間を提供できる店舗などでもマッサージを提供していきたい」と話した。
今後、柔道整復師の国家資格を持った整体師などを募集していくことも考えているという。
マッサージは不定期。日時などは店内や同店のホームページなどで告知する。問い合わせや予約は同店(電話)098(862)1995。