【東京】政府は2日の閣議で、内閣府の幹部人事を決めた。県関係では、沖縄政策を担当した幸田徳之内閣府審議官が退官し、別府充彦迎賓館長(61)が就任する。発令は9日付。
日下正周政策統括官(沖縄政策担当)の後任に宮地毅総務省大臣官房総括審議官(57)、北村信沖縄振興局長の後任に原宏彰大臣官房政府広報室長(55)がそれぞれ就く。
日下氏は迎賓館長に、北村氏は財務省大臣官房付となる。
政府は同日、沖縄総合事務局長に吉住啓作内閣府大臣官房会計課長(52)を充てる人事を内定した。関係者の話で分かった。
別府 充彦(べっぷ・あつひこ)東京大卒。1983年に旧総理府(現内閣府)採用。内閣府大臣官房政府広報室長などを経て2016年から内閣府迎賓館長。愛知県出身。
宮地 毅(みやじ・たけし)東京大卒。85年に旧自治省採用。沖縄県で文書学事課長を務めたほか、総務省行政課長を経て2018年から総務省大臣官房総括審議官。高知県出身。
原 宏彰(はら・ひろあき)東京大卒。1987年に旧総務庁採用。内閣府賞勲局総務課長などを経て2017年から内閣府大臣官房政府広報室長・内閣官房内閣審議官。大阪府出身。
吉住 啓作(よしずみ・けいさく)京都大卒。1990年に旧総務庁採用。沖縄担当部局の総括参事官などを経て、2017年から内閣府大臣官房会計課長。兵庫県出身。