【八重山】台風9号が接近する沖縄県の八重山地方の港では6日、漁師やマリンレジャー業者らが船を陸揚げしたり、ロープで固定したりする作業などをして、台風対策に追われていた。
石垣島と周辺離島を結ぶ船舶は通常通り運航し、天候にも恵まれていたため、竹富町西表島には朝から多くの観光客が訪れた。
観光客らが次々と降り立つ西表島東部の大原港で、水中観光船「じゅごん」の上部にあるシートの取り外し作業をしていた船長の河村正則さん(48)は「情報を見ると少しは弱まっているのでちょっとは安心しているが、急に強くなると対策もできなくなるので早めに対策している」と話していた。