電子看板で広告事業 遊技場のピータイムが新事業


社会
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ピータイムが設置した大型LEDディスプレーの電子看板(写真中央)=那覇市おもろまち

 遊技場経営のピータイム(那覇市、木村光一朗社長)はこのほど、電子看板を用いた広告事業を展開する「デジタルサイネージ事業部」を立ち上げた。那覇市おもろまちのサンエー那覇メインプレイス向かいの三永開発ビルに今月から、縦3・5メートル、横4・5メートルの大型のLEDディスプレー「ピータイムビジョン」を設置している。

 近年、全国の都市部を中心に電子看板を用いた動画広告の市場規模が拡大しているという。那覇メインプレイス付近は地元客、観光客が多く訪れる地域となっており、年間数百万人規模の視聴が見込めるとしてピータイムビジョンの広告主を募集している。

 ピータイムはホテルや航空機リース事業に参画するなど経営多角化を進めている。今後、広告効果などを踏まえながら、県内の店舗や商業施設などへの電子看板の導入を新たな収益事業として取り組む考え。

 デジタルサイネージの問い合わせは、広告代理店のエドワードペンシル(電話)098(988)3158。