きょう午後にも現場検証 沖縄月星火災 11時間半後に鎮火


この記事を書いた人 問山栄恵
出火から10時間以上たって白煙が上がっている倉庫=19日午後6時すぎ、豊見城市与根の沖縄月星

 豊見城市与根の靴卸販売業「沖縄月星」の店舗兼倉庫で発生した火災は、出火から約11時間半後の19日午後7時27分に鎮火した。この火災で、鉄骨2階建ての社屋約1300平方メートルが全焼した。
 豊見城消防本部によると、火災によるけが人など人的被害の報告はないという。同本部は20日午後にも現場検証を行い、火元の特定など詳しく調べることにしている。
 沖縄月星が入居する建物は、19日午前7時59分ごろに出火。豊見城市消防本部や那覇市消防局、糸満市消防本部から車両12台と計54人が出動して消火作業を行った。火災で、沖縄月星が販売する沖縄県民愛用の「島ぞうり」や子どもたちに人気なムーンスターの靴など在庫5万足が燃えた。【琉球新報電子版】