新学期、チョ~羽ばたくぞ オオゴマダラ30匹 当山幼稚園で放つ


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放蝶するオオゴマダラを手に取る園児ら=26日午前、浦添市の当山幼稚園

 【浦添】学びやに元気な声が帰ってきた―。県内小中学校の約半数に当たる208校で26日、1学期後半と2学期が始まった。各学校では、子どもたちがクラスメートとの再会や夏休みの報告を楽しんだ。

 浦添市立当山幼稚園(吉野淳園長、138人)も2学期の始業式があった。

 式後、園庭で子どもたちを待っていたのは、近所の長嶺勝子さん(75)が育てたオオゴマダラ約30匹。恐る恐る羽をつまんだ園児らは、合図に合わせて一斉に放蝶(ほうちょう)。歓声と拍手が青空に響いた。年長組の鈴木基平(きっぺい)ちゃん(6)は「飛んでくれて気持ち良かった」と笑顔で話していた。