FM沖縄の社屋がこんなに鮮やかに! 描いたのは…「ディアマンテス」のアルベルト城間さん


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お披露目された壁画を前に熱唱する制作者のアルベルト城間さん=13日午後、浦添市のFM沖縄

 9月で開局35年を迎えたFM沖縄(浦添市)の社屋に、人気バンド「ディアマンテス」のアルベルト城間さん(53)が壁画を描き、13日にお披露目された。沖縄をイメージしたという鮮やかな色使いに、除幕式に訪れた人たちからは歓声が上がった。

 「白がきれいな建物だけど少し雨風で汚れていた。ここに絵を描きたい」とアルベルトさんから同社に提案。バンドのサポートメンバー、エイキさん(46)と一緒に8月下旬から約2週間で完成させた。

 壁画は縦3メートル、横15メートルで沖縄の太陽や海、空、風を大胆な色使いで描いた。「音楽を流す場所にふさわしいように」(アルベルトさん)とピアノの鍵盤やギター、音符をちりばめた。沖縄を象徴するマークを11個ちりばめたといいアルベルトさんは「ぜひ子どもと一緒に、楽しみながら見て」と話した。