カードゲームでSDGs理解へ 石垣市で初イベント


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 【石垣】「持続可能な開発目標(SDGs)」を体験的に理解しようと、SDGsの設定する目標を達成するまでの体験型カードゲーム「2030 SDGs」(さんご認定(仮)勉強会事務局主催)の勉強会が3日、石垣市の名蔵公民館で開かれた。参加者らはゲームを通じて、SDGsへの理解を深めた=写真。石垣島では初のカードイベントの開催となった。

 ゲームでは自身が目指す人生ゴールの達成を見据えながら、制限のあるお金や時間を使って、多様な価値観の人々が生きる社会をより良い方向に導くことが求められる。カードで表されたお金や時間を使うことで社会に変化を及ぼす活動を実行することができ、他のプレーヤーも含めた世界の状況を表す「経済」「環境」「社会」の指標にも変化を及ぼすという仕組みだ。