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ガザ「虐殺」訴訟に反発 イスラエル「掃討継続」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は13日の記者会見で、パレスチナ自治区ガザへの軍の大規模攻撃を巡り、ジェノサイド(民族大量虐殺)条約違反を問うオランダの国際司法裁判所(ICJ)の訴訟に強く反発しガザでイスラム組織ハマス掃討作戦を継続すると重ねて強調した。戦闘開始から100日目となった14日も軍は攻撃を続けた。ガザ保健当局によると戦闘のガザ側死者は2万3968人。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリニ事務局長は声明で「ガザの人々にとってこの100日は100年のように感じられた」と指摘し、警鐘を鳴らした。