輪島市支援で漆器展開催 きょうから、浦添市美術館


輪島市支援で漆器展開催 きょうから、浦添市美術館 17日からの「漆器の里 石川県輪島市と沖縄の絆展」の準備をする学芸員=16日、浦添市美術館
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 【浦添】能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市を支援しようと、浦添市美術館は17日から、輪島塗を紹介する「漆器の里 石川県輪島市と沖縄の絆展」を開催する。浦添市、市教育委員会主催。輪島塗の人間国宝や輪島で修行した県内漆芸家らの作品、輪島塗の資料や下絵などを展示する。観覧無料。1月28日にいったん終了するが、3月20日から再開予定。

 漆器専門の同美術館は1992年に輪島市の輪島漆芸美術館と友好提携を結び、作品貸し出しや相互訪問などしてきた。今回の震災で漆芸工房が全壊するなどの被害が出ていることから、急きょ展示会開催を決めた。

 (岩崎みどり)