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BUCK―TICK 桜井敦司さんが急死 コンサート中に搬送


BUCK―TICK 桜井敦司さんが急死 コンサート中に搬送 桜井敦司さん
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 耽美な世界観の楽曲で人気を博したロックバンド「BUCK―TICK(バクチク)」のボーカル、桜井敦司(さくらい・あつし)さんが19日午後11時9分、脳幹出血のため死去した。57歳。群馬県出身。葬儀は近親者で行った。
 19日に横浜市内で行われたコンサート中に体調不良で救急搬送されたが、息を引き取ったという。
 1987年、デビュー。89年のアルバム「TABOO」が大ヒットした。「X JAPAN」などと共に90年代のビジュアル系バンドのブームをけん引した。代表曲に作詞を手がけた「悪の華」など。
 息子は芥川賞作家の遠野遥さん。芥川賞受賞後に雑誌で親子対談したことが話題になった。