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東京・江東区長が辞職届 ネット広告、公選法違反疑い


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 東京地検特捜部から公選法違反の疑いで、関係先の強制捜査を受けた東京都江東区の木村弥生区長(58)は26日記者会見し、これ以上区政を混乱させてはいけないとして、辞職する意向を明らかにした。捜査を受けたことを「誠に申し訳ない」と陳謝。「詳しい話はできない」とも述べた。会見後、副区長を通じ区議会議長に辞職届を提出した。
 区によると、11月15日付で辞職となる。今年4月の区長選での初当選から、約半年で退くことになった。
 木村氏を巡っては区長選の選挙期間中、陣営が投票を呼びかける有料広告をユーチューブに出した問題で告発があった。特捜部は24日、区役所の区長室や自宅を家宅捜索し、木村氏を任意で事情聴取した。