修学旅行生の受診も増 沖縄のインフル警報、3週連続 


修学旅行生の受診も増 沖縄のインフル警報、3週連続 
この記事を書いた人 Avatar photo 嘉陽 拓也

 県は27日、インフルエンザの流行警報を3週連続で継続すると発表した。16~22日に県内の定点医療機関から報告のあった患者は987人で、定点当たりは18・28人。流行警報は定点当たり30人以上で一度発令されると、10人未満になるまで継続する。

 年齢別の定点当たり患者数は5~9歳が232人(23・5%)と最多となっている。保健所別では八重山が35・67人と最も多く、宮古21・00人、北部20・60人、那覇市20・58人、南部16・86人、中部13・13人だった。

 県内の小中学校や高校では16~20日の間に学年閉鎖が5施設、学級閉鎖が15施設あった。

 全国的な流行もあり、県内の一部の医療機関では、インフルエンザを発症したとみられる修学旅行生の受診も増加しているという。

(嘉陽拓也)