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先人に感謝、さらに躍進 東村が村制100周年式典


先人に感謝、さらに躍進 東村が村制100周年式典 記念式典であいさつする東村の當山全伸村長=29日、東村の村営体育館
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 【東】東村の村制施行100周年記念式典が29日、村営体育館で催された。政治や社会福祉などで村に貢献した功労者の表彰や村歌の斉唱などがあり、村内外から出席した約300人が歴史の節目を祝った。
 東村は1923年4月に久志村(現在の名護市)から分離独立した。當山全伸村長は式辞で村の歴史を振り返り「村民の皆さまの努力の積み重ねとご協力のおかげで、平和で豊かな今日が築かれた。百年の歴史をひもときながら先人たちの偉業に感謝し、未来へ向かってさらなる村の躍進を目指す」と誓った。
 功労表彰は村出身でプロゴルファーの宮里聖志さんと弟の優作さん、村民の森つつじ園で開催されるつつじ祭りでマーチングバンドを披露する西原高校マーチングバンドなど、24人と2団体に贈られた。
 記念式典後の祝賀会は、村出身で島袋本流紫風の会の比嘉睦江会主による「かぎやで風」で幕開けした。同じく村出身で琉球古典音楽野村流保存会の比嘉康春師範らによる三線や、村内6区による伝統芸能なども披露された。 
  (武井悠)