【北京で新垣毅】28、29の両日に北京大学で開かれた第4回琉球・沖縄学術問題国際シンポジウム(北京大学歴史学系など主催)に参加した沖縄側の一行と中国側の参加者は30日、北京市の通州区に琉球人墓跡地を訪れ、手を合わせて冥福を祈った=写真。墓には、琉球王国時代から1879年の「琉球処分」(琉球併合)後の間に北京で亡くなった進貢使、官生、陳情人(「脱清人」)14人が埋葬されていたという。
沖縄側の一行を代表し、又吉盛清沖縄大客員教授は手を合わせ「さぞ無念だったでしょう。それを晴らすためにも琉球・沖縄を発展させ、人間愛あふれるようにしますので、安らかにお眠りください」と言葉をささげた。
有料
中国北京市の 琉球人墓訪問 学術シンポ参加一行
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琉球新報朝刊