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南斎場2炉増 建設費用可決 南部広域


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【南部】南部広域市町村圏事務組合議会(野原嘉孝議長)の2023年度10月定例会が10月30日、那覇市の自治会館で開かれ、同事務組合が管理する南斎場(豊見城市)の火葬炉を2炉増設するための費用1億8738万円を含む23年度特別会計補正予算を全会一致で可決した。南斎場は11月にも増炉に向けた準備を始める。完成は25年度末の予定。
南斎場は糸満、南城、豊見城、南風原、与那原、八重瀬の3市3町が出資、南部広域市町村圏事務組合が管理する。火葬炉は現在6炉あるが、高齢化やコロナウイルスの流行に伴い火葬までに1週間以上待機する状態が続いていた。 (岩崎みどり)