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琉球王国にタイムスリップ 歴史文化の日 小中高生、華やかな踊り披露


琉球王国にタイムスリップ 歴史文化の日 小中高生、華やかな踊り披露 県内の小中高生らが琉球王国をイメージしたカチャーシーなどを披露した=1日、浦添市の国立劇場おきなわ小劇場
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 県条例で定めた「琉球歴史文化の日」の記念イベントが1日、浦添市の国立劇場おきなわ小劇場で開かれた。

 2年前に制定された文化の日は、沖縄の歴史と文化への理解を深め、故郷への誇りや愛着が感じられる地域社会の形成に取り組むことを目的にしている。玉城デニー知事は「先人たちは洗練された文化を創り上げ、これらの文化を支えに、幾多の世代わりの中にあっても困難を克服してきた。文化は県の発展に欠かせないものだ」とあいさつした。

 式典の第1部では琉歌と図画のコンテスト表彰式が行われた。

 琉歌では、一般の部で瀧口智子さん、同小学生の部で東来樹さん(安富祖小5年)、図画では一般の部で我如古花厘さんが、それぞれ最優秀賞になった。

 第2部は、舞台演出家の富田めぐみさんの構成・演出で、約1カ月前のワークショップから練習に励んできた県内各地の小中高生がプロと一緒に登場。琉球王国にタイムスリップしたような華やかな踊りや空手・古武道を披露した。

 (南彰)