精鋭牛の試合に会場熱気 秋の全島闘牛大会 重量級、新力Babyが王者に


精鋭牛の試合に会場熱気 秋の全島闘牛大会 重量級、新力Babyが王者に 全島一決定戦で、激しくぶつかり合う新力Baby(右)とバブル=12日、うるま市石川多目的ドーム(小川昌宏撮影)
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 【うるま】第119回秋の全島闘牛大会(主催・県闘牛組合連合会、共催・琉球新報社)が12日、うるま市石川多目的ドームで開催された。外は小雨が降り肌寒い気温だったが、選抜された精鋭牛同士の試合に、満員の会場内は熱気に包まれた。

 連勝無敗記録を持つスター牛同士の戦いとして注目を集めた重量級のタイトルマッチは、新力Babyが6分21秒でバブルを退け、チャンピオンに輝いた。軽量級は彪獣王が10分34秒で与那国同志号に勝利した。

 出場予定だった中量級チャンピオンの黒獣王が諸事情で欠場したため、中量級優勝旗争奪戦は取り消しとなった。

 試合結果は次の通り(○は勝ち、●は負け)。
【全島一決定戦】
●バブル―〇新力Baby(6分21秒)
【軽量級優勝旗争奪戦】
〇彪獣王―●与那国同志号(10分34秒)
【シーの4番】
〇貴花大獣王―●雷神大力(1分58秒)
【シーの5番】
●二代目武捷龍―○南星朱蘭
【シーの6番】
〇ファイティング力志―●拳勝銀虎(5分39秒)
【シーの7番】
●勝山天王―〇昇(マチー大城)龍(35分18秒)
【シーの8番】
●武玄大力―〇友羽総業覇鬼(3分53秒)
【シーの9番】
●あん樹彦星―〇幸皇(13分44秒)
【シーの10番】
●しらみず凰樹―〇馬天白冠(1分47秒)