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琉球古典芸能祭2日目 磨いた技芸 観客を魅了


琉球古典芸能祭2日目 磨いた技芸 観客を魅了 「述懐節」を披露する安冨祖流三線最高賞の瀬良垣幸男さん(右)=18日、那覇市泉崎の琉球新報ホール(ジャン松元撮影)
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 第57回琉球古典芸能祭(琉球新報社主催)の2日目公演が18日、那覇市泉崎の琉球新報ホールで開催された。琉球古典芸能コンクール受賞者らが、日頃の研さんの成果を披露した。
 舞踊最高賞の是枝莉和さんは、古典舞踊「柳」を踊った。冒頭は少し硬さも見られたが、花や柳などさまざまな小道具を持ち替えて、流麗な舞を見せた。安冨祖流三線最高賞の瀬良垣幸男さんは「述懐節(しゅっくぇーぶし)」の独唱で、圧倒的な声量と表現力の高さを披露し、観客を魅了した。
 3日目の公演は、19日午後5時から同ホールである。 (田吹遥子)