中央分離帯を越え反対車線の車に衝突、けが負わせる　容疑で男逮捕　基準値4倍の酒気検知　沖縄署

　沖縄署は19日、北谷町上勢頭の県道23号で、国道58号方面から沖縄市向けに軽自動車を走らせ中央分離帯に衝突した後、反対車線に進入して普通乗用車に衝突し、50代の男女に骨折などのけがを負わせたとして、自動車運転処罰法違反（過失運転致傷）容疑で沖縄市の自営業の男（49）＝米国籍＝を逮捕した。「私は車を運転した記憶はありません」と容疑を否認している。同容疑者からは基準値の4倍超の酒気が検知された。普通乗用車の男女は本島中部の病院に搬送された。命に別条はないという。

　逮捕容疑は19日午前10時25分ごろ、北谷町の県道で車を運転して中央分離帯を越え反対車線に進入し、対向車に衝突して運転手らにけがを負わせた疑い。