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警官に発砲疑い 無職男を再逮捕 埼玉・蕨立てこもり事件 


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 埼玉県蕨市の郵便局立てこもり事件で、県警は21日、警察官に向けて拳銃を発砲したなどとして殺人未遂や器物損壊の疑いで、同県戸田市、無職鈴木常雄容疑者(87)を再逮捕した。県警によると、「殺そうと思って撃ったわけではない」と殺意を否認している。
 再逮捕容疑は、10月31日午後2時20分ごろ、郵便局内で避難誘導をしていた警察官に向けて拳銃を1発発砲した上、同45分ごろには、付近で警戒中の警察官らに1発発砲、近くに止まっていたパトカーのタイヤをパンクさせるなどした疑い。
 捜査関係者によると、鈴木容疑者は昨年、局員とバイク同士の物損事故を起こしていた。
 31日午後1時半ごろ郵便局を訪れ、事故の担当者との面会を求めたという。