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こどもまんなかアワード 名護の学習支援教室表彰


こどもまんなかアワード 名護の学習支援教室表彰 「未来をつくる こどもまんなかアワード」の表彰式で、受賞者らと記念写真に納まる岸田首相(前列中央)=日午後、首相官邸
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 子育て支援団体などを対象とした「未来をつくる こどもまんなかアワード」の初回となる表彰式が27日、首相官邸で開かれた=写真。最優秀となる総理大臣表彰に、生きづらさを抱えた子どもらが孤立しないよう交流拠点づくりを進めるNPO法人「全国こども福祉センター」(名古屋市)など2団体が選ばれた。
 センターは、子どもや若者が繁華街に赴き同世代に声をかけ、相談に乗る活動が評価された。
 もう一つの受賞団体「ケアラーアクションネットワーク協会」(東京都)は、親、きょうだいを世話するヤングケアラーのため、居場所づくりや啓発ハンドブックの作成をしている。
 特命担当大臣表彰には沖縄県から名護市学習支援教室ぴゅあなど5道県の5団体が選ばれた。
 岸田文雄首相は式典で「取り組みを全国に伝え、こどもまんなか社会実現のための支援の輪を広げたい」と述べた。
 アワードは「子供と家族・若者応援団表彰」などを統合し、本年度から実施している。