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平良孝七展検証 第三者委設置へ 県、現チームは解散


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 県立博物館・美術館の平良孝七展で展示や図録に誤りなどがあった問題で、県は現在ある「検証チーム」を近く解散し、外部識者らに調査権限を持たせた第三者委員会を設置する。県文化振興課の佐和田勇人課長が28日、「平良孝七展の修正を求める会」との面談で明らかにした。
 県立博物館・美術館が設置した検証チームは、職員が調査し、「外部アドバイザー」の有識者が意見を述べる形式。新たに設置する第三者委には同館職員を入れず、調査権限を持たせた4~5人程度の外部識者らで構成する予定。基本的に本庁が委員の人選を進める。
 修正を求める会は「当事者で検証するのは不十分」として第三者委の設置を求めていた。 (伊佐尚記)