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太平洋側各地で津波 比M7・7地震 県内でも注意報


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 2日午後11時37分ごろ、フィリピン付近で地震が発生、3日に日本の太平洋側各地で最大40センチの津波が観測された。気象庁によると地震の規模はマグニチュード(M)7・7で震源はミンダナオ島付近。米地質調査所(USGS)によると震源の深さは32・8キロだった。同島付近では3日午後7時36分ごろにもM7・0の地震があった。
 津波は3日午前3時12分に鹿児島県奄美市で20センチ、その後東京・八丈島で40センチの他、千葉、静岡、愛知、三重、和歌山、徳島、高知の各県で観測した。フィリピンのダバオでは8センチを観測した。総務省消防庁によると、国内で人的被害は確認されていない。気象庁はこの地震に伴い、2日深夜に沖縄(宮古島・八重山地方)など11都県の沿岸部や島しょ部に津波注意報を出していたが、3日午前9時までに全て解除した。