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「犬を扱うように」と指導 三重、特支学校長が教諭に


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 三重県教育委員会は7日、県立くわな特別支援学校(桑名市)の瀬古佐和子校長が昨年9月、障害のある生徒との接し方を教諭に指導した際「犬を取り扱うように接すればいい」との趣旨の発言をしたと明らかにした。「不適切な発言で決してあってはならない。教育に対する信頼を損ねたことを心よりおわびする」との福永和伸教育長名のコメントを出した。
 県教委の聞き取りに対し、校長は「犬との関係のように距離を置き、手をかけすぎない方がいいという趣旨だった。差別的な意図はなかった」と説明したという。7日記者会見した錦織厚史人権教育監は「人権を尊重していないということを表している」と述べた。