厚生労働省は13日、ウイルス感染症「エムポックス(サル痘)」に感染した埼玉県に住む30代の男性が死亡したと発表した。国内の死者確認は初めて。エイズウイルス(HIV)に感染し、免疫不全状態だったという。厚労省や埼玉県によると、男性は9月、埼玉県内の病院でエムポックスと診断され、11月に死亡した。海外渡航歴はなかった。
この感染症はエムポックスウイルスが原因で、発熱や頭痛、リンパ節の腫れといった症状が生じた後に、顔などに発疹ができ水ぶくれとなる。
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エムポックスで男性死亡 国内初
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琉球新報朝刊