寒気の影響和らぐ 26日は平年並み


寒気の影響和らぐ 26日は平年並み 寒さが続く朝、厚手の服を着て歩く人たち=25日午前7時50分、那覇市泉崎(大城直也撮影)
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 25日午前の沖縄地方は大陸からの高気圧の張り出しに伴う寒気の影響で曇っていて、弱い雨が降っている場所もある。寒気の影響は24日をピークに次第に弱まるものの、南大東村在所を除く県内の全ての観測地点で平年を下回っている。午前9時現在、国頭村奥の最低気温は10.6度だった。
 沖縄気象台の25日午前11発表の予報では、本島地方と宮古・八重山地方の最高気温は17度、大東島地方は19度となっている。
 那覇市の県庁前交差点では、この日も厚手の服を着込んだ市民らの姿が見られた。一帯は強い風が吹き、多くの人は足早に歩く様子が見られた。
 26日の沖縄地方の気温はほぼ平年並みの水準になると見込んでいる。
 25日から26日にかけて曇る地域が多く、弱い雨の降る所もあると予想している。沿岸の海域ではうねりを伴い沖縄本島地方ではしけていて、大東島地方や先島諸島では波が高い見込みとなっている。
(小波津智也)